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誰のための教育か
イギリスの教育制度の特徴として、全国統一試験が、節目ごとに行われ、学校のランク付けがされていることがあげられると思います。
私も、転入して一年そこそこのYear 9の終わりに、Key Stage 3という全国統一試験の時期を迎えました。その試験の内容は三科目、English、Maths、Scienceです。

KS3の結果は、その後、Year11(16歳)で受験するGCSE(中等教育修了試験)、GCSEからさらに2年後に受験するA-level(大学入学資格試験)の成績とともに、学校のランク付けの要素となります。
補足的にこれらの試験について述べておくと、GCSE、A-levelなどの試験はかなり重要な社会的資格となり、ほんとうに、これらの資格の有無がその後の人生を決定すると言って過言ではありません。これらの資格がなければ、学校を卒業してもその学歴に価値はないに等しいのです。

さて、そのKS3の試験ですが、結果から先に述べると、私はMaths以外の科目を受験させてもらえませんでした。
なぜか。
それは明白です。
英語も満足にできない私が、English、Scienceの試験を受けたら、学校の平均スコアを著しく下げることになり、学校の評価を下げることに直結するからです。
一方で、Mathsは比較的、言語的要素が少ない科目なので、英語ができなくても十分得点できる。実際に、私の成績は学年でもトップクラスでしたし、その試験の結果も、国内でもトップに近いものでした。

学校の評価を上げそうなMathsに関してはともかくとして、その他の科目は受けさせてもらえなかった。
あからさまな戦力外宣告を受けました。

確かに、KS3のテストは国の教育水準の把握・改善のために活用されているものではあるけれども、子どもにとっても、自分の実力を試すチャンスでもありました。
ところが私はそのチャンスを与えられなかった。

先生たちの気持ちもわかるけれども、みんなが試験を受けている間、別教室にいたときのむなしさといったらなかったです。
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全国統一学力テストは、最近日本でも始まって、学校選択制とともに、メリットもデメリットも含め、いろいろな影響を学校現場に与えていることでもあります。

「学校のレベルを下げる」といって、学校選択制がしかれている自治体で、外国人児童生徒の編入を嫌がり拒否するといった事例があるようです。

そのようなことを言う教師や行政側には、教育の本来の目的とは何か、学校は何をするところなのかということを改めて考えてほしいと思います。

「学校のレベルを下げる」子どもは、教育するに値しない子どもなのですか?
author:la-ventana2, category:イギリス現地校生活, 23:34
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